ぼんの登山着&登山ギア購入録

登山好き九州人ぼんが自腹で購入した登山ウェア&ギアをマイペースにご紹介します。

登山用に初めてサングラス購入!SWANS(スワンズ)「DF(ディーエフ)」レビュー。

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夏が近くなり日差しも強くなってきて(本当は雪山が1番必要かもしれませんが)、最近は1,000m以上の山も登ったりしていて、目への紫外線ダメージが気になってきました。

で、買おうと思ったのがサングラスなわけです。

ちなみに、サングラスは去年の夏フェスで

「サングラスなんて何年ぶりにかけただろう…」

と思うくらいに、昔からかけていません。

あの距離感が分かりづらくなったり、暗ーくなる感じがイマイチ好きになれませんでした。

しかし、目は守りたいし、快晴時の登山って眩しいから見やすくしたいし、てなワケで半ば衝動的に買ったわけです。

 

購入時のポイント 

登山雑誌を色々と読んでいると、サングラスなら何でも良いというわけではないみたいです。

私が個人的に購入の基準にしたところとしては、

①偏光レンズ(水面や雪面等のギラつきを防ぐ?)

②ある程度カーブしていて顔にフィットする(左右から紫外線や埃が入るのをできるだけ防ぐ)

③暗すぎないレンズ色(視界が悪くなりすぎて登りにくくなってはいけない)

④ズレにくい、自分の顔にフィットする、合う(ズレたりフィットしなかったら格好良くても使えない)

このあたりでしょうか。 

 

で、そのあたりを自分なりに考慮して、実物を置いているお店でフィッティングとかしてみたりして、Amazonで購入(フィッティングしたお店さんごめんなさい)したのがSWANS(スワンズ)のDF(ディーエフ)です。

 

公式サイトの特設ページはこちら。

www.swans.co.jp

どんなシーンでも自分らしく、どんなシーンでも機能的に、ということで作られたモデルのようです。

確かに街中でも装着できそうな雰囲気ではあります。

が、どちらかというと、やっぱり少しスポーツチックかな?

 

プチ開封の儀

とりあえず、取り出していく感じとか、外観をご紹介します。

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こんな感じの外箱です。

DFオリジナルの外箱みたいです。

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箱の中を出してみました。

ケース、本体、簡単な説明書が入っています。

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ケースもこのシリーズオリジナルのものみたいです。

ガサガサした布地みたいなものが表地なんですが、硬めのハードケースです。

このケースのデザイン、結構好きです。

派手さがなくてシンプルなのが良いですね。

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私が選んだ色はフレームがブラック×クリアブルーで、レンズは偏光タイプのライトスモークです。

フレームはメインがブラックで、耳にかける部分の内側がクリアブルーなので、パッと見はブラックですね。

 

登山と自分に合うサングラスだと思ったところ

DFは登山専用のサングラスではないのですが、いくつかの理由から

「これは登山用にも使えるのでは?」

と個人的に思いました。

①偏光ライトスモークレンズが視界を暗くしすぎない

実店舗で沢山試着した中で、このレンズはそこまで暗くなくて、従来の景色の色が維持できているように感じました。

ドライブとかで向かい側に太陽がきたときには暗さが足りず眩しさを感じますが、景色を楽しみながら登山するにはこれくらいの暗さで丁度良いですね。

②ノーズパットが調整できる

サングラスはノーズパット(鼻パット)がフレームと一体化しているものが多く、微調整ができないものがほとんどです。

しかしこちらは調整ができるようになっているので、使用者それぞれの鼻の高さや形に合わせることができます。

これだけでも装着感が格段に向上し、登山中にズレたりすることも軽減されるのではないでしょうか。

③程よいカーブで左右からの紫外線、埃侵入をカバー

フレーム、レンズは程よくカーブしており、紫外線や埃が左右から入ってくるのを減らすことができます。

レンズがカーブしているからといって、視界が歪んだりすることもありません。

そのあたりは、さすが一流メーカーSWANSといったところでしょうか。

④鼻が低い日本人でもフィットしやすいデザイン、かも?

海外製のサングラスだと、鼻が高い外国人向けにデザインされているものが多く、私のように鼻が低い人がつけるとポジションが若干下がり気味になってしまうことも多々あります。

しかし、こちらは調整可能なノーズパットや耳掛け部分のフレームがちょっと下寄りに付いていることもあり、鼻が低い私でもフィット感がとても良いです。

このあたりは日本メーカーSWANSの良さかもしれませんね。

⑤そこまで高くない

これは大事!

サングラスといえばオークリーが世界的にも有名ですが、そのあたりのブランドはとにかく高いです。

2〜3万するサングラスなんてゴロゴロあります。

しかし、こちらはAmazonで買えば1万円以下で購入することができます。

万が一壊れてもショックが少ないです。

 

実際に登山で使ってみた

まあ、理屈を色々言っても

「実際に使ってみないとわからない!」

というものですので、実際に登山で使いました。

雲仙普賢岳妙見岳、国見岳の縦走と、くじゅう連山の久住山、中岳の縦走で使用しましたが、全く問題はありませんでした。

というか、サングラス、良いですね。

もっと早くから買っておけばよかった…。

視界はとても良好で、景色の色の違和感はほとんどありませんでした。

行動中にズレることもほとんどありませんでした。

ほーんの少しだけ気になったことがあるとしたら、私が顔が大きいせいか、幅がほーんの少しだけ狭くて、耳あたりが少し痛くなったことでしょうか。

途中で外したくなるほどではなかったので、問題になるレベルではないかな?

 

総評・まとめ

高級スポーツサングラス系のブランドと比べると若干の安っぽさは否めませんが、日本のブランドだけあって、こまかい部分(ノーズパットとか)への気配りやフィット感はとても良かったです。

「どんなシーンでも」というコンセプトで作られたモデルみたいですが、街中では装着しないかな…?

ですが、山では全く問題なし、とても良い体験となりました。

サングラスをかける抵抗がぐんと下がりました。

この調子だと、プライベート用、ドライブ用でもサングラスが欲しくなってきました。